先日、先生役としてTV収録をしてきました。テーマは、地元タレントさんの学力テスト。僕の役目は、その学力テストの解説するということでした。その中で、授業後、頭の能力についての質問があったので、「バケツ理論」を披露させてもらいました。ここは、放送されないだろうと思ったら、ここも放送されていましたね。
バケツ理論
バケツ理論は、一人ひとりの頭の容量をバケツにたとえ、バケツをどうやって大きくしたり、その知識にあたる水を入れ、どう知識として水を利用していくかという理論です。
一般バケツ理論(要約)
バケツの大きさは、9歳ぐらいまでにほぼ止まる。なので、中学生になってから、塾に通いだしても、飛躍的にバケツ自体の大きくすることは難しい。
しかし、バケツの中の水の入れ方は、出会う先生によっては長けているので、その先生にとっては、成績は一気にあげることは可能。成績(実力)は、バケツの大きさでなく、バケツの中に入っている水の量で決まるからです。これまで、子どもが手のひらで水を入れたものを、先生がホースを使って水を汲んでくれるようなイメージ。
「バケツの大きさが100でも、水の量が60」しか入っていなかったら、「バケツの大きさが80で、水の量が70」の人に比べ、成績は低くなるということです。従来の学習塾というのは、いわゆるこの水をどんどん供給している存在といえます。
違ったアプローチから
「バケツに空いているかもしれない穴を埋めること」、「自分でバケツを修復する術を身につけさせること」、「バケツを柔らかくすること」、「入っている水の使い方」、「水でなくバケツも集める方法」などを伝授しています。
たとえば、多くの人は、バケツ自体を大きくし、その中に多くの水を入れようとしていますが、バケツ自体の大きさには限界があります。その最大を100としましょう。入る水の最大も100となります。バケツ自体を増やしたらどうでしょう。自分のバケツが80しかなくとも、それが2つあれば、160。バケツ1つの最大100を上回ることができます。この視点が、「水でなくバケツも集める方法」です。どうやって集めるのかということを、カタコトメソッドを通して伝授しています。
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