高校受験も終わり、次なる目標に向けてスタートを切るのが、春休みでなかろうかと思います。高校受験勉強の時に、誰もが一度は感じたことあるのが、「もっと早くから勉強を始めていれば…」ということなのではないかと思います。もし大学を目指すのであれば、それが学力が高い大学、また医学部や医歯薬理工系になれば、高校受験とは比にならないほど狭き門となります。
大学受験突破の最初の鍵は、「誰よりも早くスタートを切る」ということです。つまり、「今からスタート」するのがベストです。今回は、スタートを切ることを前提に、春休みの勉強の仕方について触れておきたいと思います。
春休みの勉強
大きく3つでしょう。
- 中学校時代の苦手分野・単元の克服
- 高校からの課題
- 課題以上の予習
苦手分野は、基礎・標準レベルまでいいので、仕上げておきたいものです。高校の勉強は、中学校時代からの積み上げ、深堀りですので、中学校の下地がないと高校の授業についていくことは難しいです。高校からの課題も、中学校の総復習、教科書の一部予習の2柱になっているのはそのためです。
春休みの勉強で、もっとも大切なのは教科書の「予習」ではないかと思います。大学受験で柱となる「英語」「数学」について触れておきます。
英語
英語は、文法を中心に予習をしていくといいでしょう。その際に合わせてしておきたいことが、わからない単語が出てきたら、調べてその場で覚えていくということです。一般的に、文法の参考書と練習テキストが配本されるはずですので、それを進めていきましょう。最低でも、「5文型」の完全理解までは習得しておきたいところです。完全理解とは、どこまでいうかですが、「型」はもちろん、「品詞」、「句」、「接」の理解まで含めます。「時制」のところまで、いけると最高です。
数学
数学は、数Ⅰを中心に進めて、最低でも「因数分解」。できれば、「2次方程式」まで進めると最高です。高校に入学して、GW(ゴールデンウィーク)明けから一気に授業スピードが上がるので、GWまでに余裕がありすぎるほどまでに、予習は進めておきたいですね。夏の終わりには、遅くとも秋までに数ⅠAの学習が終わるといいでしょう。
その他やっておきたいこと
ぜひ、春にやってほしいことは、「4つの”かく”」です。
- 冷や汗をかく
- 恥をかく
- 汗をかく
- 文章をかく
この4つです。自分の可能性を広げてくれる”かく”だと思っています。
「冷や汗をかく」は、何かにチャレンジすると必ず遭遇するでしょう。つまり、何か新しいことにチャレンジしてみましょう。
次に「恥をかく」これは、自分のことを誰も知らない場に一人で参加してみようということです。初体験の連続で恥をかくことがあると思いますが、それがあなた自身を大きく成長させます。人は、恥をかいたとき大きく成長します。
「汗をかく」。からだを動かして、心身ともにリフレッシュさせることも、これはカラダの成長や健康に欠かせないことですね。
そして、「文章をかく」。ぜひたくさん本を読んで、それを感想文にしてみましょう。言葉化するということは、自分と向き合うことにもつながります。
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